4. 01.基本 マクロの実行方法  
LibreOffice Calc を開いたらマクロの実行ボタンを配置します。

「表示」ー「ツールバー」ー「フォームデザイン」で「フォームデザインツールバー」を表示します。
「デザインモードの切り替え」でデザインモードのオン・オフ(実行モード)を切り替えます。

デザインモードはオンにしておいてください。
「表示」ー「ツールバー」ー「フォームコントロール」で「フォームコントロールツールバー」を表示します。
「ボタン」をクリックして、シートをドラッグすると、そのサイズのボタンが配置されます。

貼り付けたボタンを右クリックして、「コントロール」を選択します。
「タイトル」を「実行」に変更して閉じます。

マクロの新規作成のために、
「ツール」ー「マクロ」ー「マクロの管理」ー「LibreOffice Basic」を選択します。
「マクロの記録先」は、開いているブックのStandardにします。(ここでは「無題1」のStandad)
右の「新規作成」をクリックします。
「Module1」と表示されるので、そのまま「OK」をクリックします。

LibreOffice Basic エディタが表示されます。


REM  *****  BASIC  *****

Sub Main

End Sub


と、エディタに表示されているので、以下のように入力してください。
サンプルコードは以下のようになります。


Option Explicit
Option VBASupport 1

REM  *****  BASIC  *****

Sub Main
Dim msg As String
Dim num as integer

    msg = "テスト"
    num = 1

    MsgBox msg & num

End Sub


では、実行してみましょう。

実行ボタンを右クリックして、「コントロール」を選択します。
「属性 プッシュボタン」の「実行時」の右にテキストボックスがあり、更にその右に「...」というボタンがありますのでクリックしてください。

「割り当て」の「マクロ」ボタンをクリックしてください。
先ほど作ったStandard-Module1-Mainを選択して、OKをクリックします。

実行時の割り当てが、「割り当てられたアクション」欄に表示されるのを確認してください。

フォームデザインツールバーの、「デザインモードの切り替え」をクリックして、実行モードに変更します。
シートに先ほど貼り付けた「実行」ボタンをクリックしてください。

メッセージボックス「テスト1」が表示されれば、開発準備OKです。


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